ミュージック・マガジン2020年7月号
「ミュージック・マガジン」2020年7月号に「THE BEAUTIFUL ONES プリンス回顧録」の書評を書かせていただきました。
【特集】 RCサクセション~忌野清志郎ベスト・ソングス100
1970年に「宝くじは買わない」でRCサクセションの一員として世に出た忌野清志郎が、2020年でデビュー50周年を迎え、RCサクセション、忌野清志郎名義のシングル・ボックスが、続けてリリースされる。それを機に、忌野清志郎の全キャリア、全名義の楽曲を対象に、ランキングというかたちでいま一度彼の功績を振り返りたい。選者は30人。それぞれ1位から25位まで順位をつけて選んでいただいたものを、編集部で集計してベスト100を選出した。
■ デビュー50周年記念シングル集(原田和典)
■ RCサクセション~忌野清志郎 ベスト・ソングス100(池上尚志、石田昌隆、今井智子、大石始、大鷹俊一、大谷隆之、岡村詩野、小野島大、北中正和、工藤大、栗本斉、小山守、近藤康太郎、斉木小太郎、佐藤英輔、志田歩、高岡洋詞、高橋健太郎、名小路浩志郎、能地祐子、萩原健太、原田和典、廣川裕、二木信、松永良平、村尾泰郎、安田謙一、湯浅学、和久井光司、渡辺裕也)
■ 文化人/ミュージシャンが選ぶ忌野清志郎・私の3曲(相澤冬樹、絲山秋子、小嶋謙介、宮藤官九郎、のん、町田康、森達也)
■ 30人の選者のリストと総評
【特集】 チカーノ音楽の現在
近年、様々な方面で盛り上がりをみせるチカーノ音楽。チカーノ・コミュニティ内部にとどまらず、多くの再発レーベルを中心にチカーノ・ソウルのリヴァイヴァルが進んでいる。そしてその動きと連動しつつ、インディ・ロックともつながりながら独自のシーンを形成するミュージシャンが存在し、さらにインターネット上には宅録アーティストも登場している。伝統的なチカーノ音楽の枠組みでは説明が難しいこうした状況を、関係者やミュージシャンへのインタヴュー、ディスク・ガイドで読み解く。
■ 宮田信(ミュージック・キャンプ)に聞くチカーノの音楽地図(大石始)
■ マリネロ・インタヴュー(渡辺亨)
■ チカーノ音楽ディスク・ガイド(大石始、長屋美保、吉本秀純、ワダマコト)
□ ケレケトラ!~コールドカットによる国際的なプロジェクト(原雅明)
□ PIZZICATO ONE~昨秋に行なったライヴの実況録音盤(安田謙一)
□ 岡田拓郎~約3年ぶりとなるフル・アルバム(岡村詩野)
□ ニュー・スタンダード2020s~第6回 ポスト・パンク(天井潤之介、石川真男、大鷹俊一、小野島大、金子厚武、村尾泰郎、安田謙一)
□ ダークスター(小野島大)
□ クラップ!クラップ!(渡辺健吾)
□ NTSラジオ(油納将志)
□ グレイ・デイズ(山口智男)
□ おとぎ話(西澤裕郎)
□ カミナリグモ(小松香里)
□ 山中千尋(土佐有明)
□ 『攻殻機動隊 SAC_2045 O.S.T.』(宗像明将)
□ シバノソウ(高岡洋詞)
□ 夕食ホット(矢川俊介)
□ 岡村靖幸『操』の評価をめぐって(近藤真弥×久保太郎)
Front Line
◇ ポール・ウェラー
◇ ノラ・ジョーンズ
◇ ジュリアナ・バーウィック
◇ クルアンビン
◇ ザ・デヴォーンズ
◇ ゆうらん船
◇ Wool & The Pants
◇ Mom
◇ 杏沙子
◇ Saltie
◇ Mili