2022年ベストミュージック
2022年に発表された音楽の中から、よく聴いた10作品を選びました。
Plaid – Feorm Falorx
久しぶりに明るい側面と踊れる側面がたくさん出てるPlaidです。
Louis Cole – Quality Over Opinion
今年一番好きだったビデオは、この「I’m Tight」でした。
Daphni – Cherry
Caribouのダンス寄りな作風の名義での久々のアルバム。こっちをメインの名義にして欲しいです。
Vulfmon – Here We Go Jack
「幻の自主制作の希少ファンクLPが奇跡の発掘再発!」的なイタズラっぽさ、なかなか狙っても出せない泥臭さです。
Actress & Mount Kimbie – AZD SURF
両者の好きなところが組み合わさって、しっかり掛け算になってます。
Au Suisse – Au Suisse
Morgan Geist(Metro Areaの人) と Kelley Polar(Metro Areaの曲でストリングスを担当してた人)のコラボレーションはロマンチックな80年代風シンセポップ。
Domi and JD Beck – Not Tight
Blue Noteの傘下にAnderson .Paakが作った新レーベルからデビューの20代そこそこの2人組。二人の魅力について挙げ出したらキリがないけど、特にゴムのようなドラムの音に驚きました。
町あかり – 総天然色痛快音楽
理想的な歌謡曲。アルバム全体を通じて歌詞の内容にこんなワクワクすることはなかなか無いですね。
Salamanda – Ashbalkum
韓国の2人組アンビエントグループ。全然スピってなくて明るくほがらか、気難しさも悪ノリもゼロでずっと聴いていられます。
Young Marco – Boiler Room x Dekmantel 2022
まだ「一周回って、逆にアリ」になっていない、90年代初期のトランス系テクノだけの選曲でガッツリと盛り上げてます。かっこ悪いものをかっこ良いものに、リスナーの価値観をひっくり返すことができる本物のDJ。
徐々に日常が戻りつつあると言っていいのか、単に状況に慣れて無感覚になっただけなのか。ライブ公演なんかもボチボチ戻りつつありますが、田舎に住んでるといろいろ厳しい状況なのは相変わらずで、チケットの価格高騰もひどいことになっている上に、楽器や機材の値上げまで始まってしまい、世の中お先真っ暗、こりゃ参ったな、という感じです。ここで諦めてしまわずに、這いつくばってでも楽しさのタネを探していくことが、5年後、10年後のために大切なんでしょうね。
そんなこんなで、よく聴いた曲をガサっとSpotifyにまとめたので、新しい音楽との出会いのきっかけになれば嬉しいです。曲順には特に意図はないので、シャッフルして聴いてください。